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Topics | 長野県中野市の美容室ライズ

トピックス

震えが止まらない・・・。

昨年末の事です・・・。12月26日(月)。追い求めていた魚種を今年も・・・・・。

毎年、12月20日ぐらいから約2週間ぐらいの短期決戦・・・。上越の冬の風物詩、

シーバスのハタハタパターン。この期間に、特定の場所にハタハタが産卵のために接岸します。

それを捕食するために、シーバス(スズキ)が集まります。アベレージが、なんと70㎝オーバー!!

しかも、あたれば何本も!?そんな夢のような話を聞いてから、何年も経ちます・・・。

予定が合わなかったり、海の状況が荒れていたり・・・何だかんだで上手くいかず、早5年以上・・・。

定休日で行くため、チャンスは1・2度。毎年、今年こそは!!と気合を入れていきますが、なかなか。

当日の夜は、天気も良く釣りやすい天気でしたが逆に、この釣りは少し荒れている方が期待が出来るんです。

故に、今年もだめかな?なんて・・・。予め、目星を付けていたポイントへと入釣。穏やかといえども、

悪まで冬の上越の海。油断はできません。ウェーダーを履き、砂浜を少し歩き、膝下まで海に入り実釣・・・。

いつでも逃げれる準備と心構えで集中・・・。反応なし・・・。やはり、そんなに甘くはありません。

何時間か粘るが、状況が変わらないので、ポイントを移動。今度は砂浜でなく、テトラ帯をチョイス。

この移動が、吉と出ました!!数頭目で、何か違和感を感じ、あたりか?根か??

ピックアップし、さっきの近くをトレースすると・・・・・・、コンッ!!明確なあたりが!と同時に、鬼アワセ!!

グーーーーーーンと一気にロッドのベントが曲がり、ドラグ音が、ジーーーーーーーーーー!!

いったぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!一気に、心拍が上がり、全身に心音が聞こえ、

独特の緊張感が自分を襲う!シーバスは、エラあらい(ジャンプして針を外す)もするので、すごい緊張感。

しかし、過去味わったことのない重さ!重さだけなら春に釣った、ワラサ以上かも・・・。時間をかけ慎重に

魚体を寄せ、テトラにラインを擦られぬよう、慎重に・・・。タモ入れするも波にあおられ、クソのように重い・・・。

ここで逃したくない・・・、ドクン・ドクンと心音が増す・・・。気温が0度を下回る深夜というのに、全身に汗。

いつしか息も切れ、身体の限界に・・・。ダメだ・・・、タモが届かない・・・。意を決し、ギリギリ波をかわせる

下のテトラまで降り、なんとか入った!!・・・お、重い!!でもまだ安心できない。上に登れるのか?いや、登ってやる!!

推定6㎏オーバーの巨体を持ち、なんとか安全な場所まで登る・・・。

その瞬間、表現できないくらいの喜びの感情が自分を襲う・・・・・。やったぜーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

本能のまま大声で叫んでいた自分に、我に返り、冷静に魚体を見ると・・・、デカイ・・・!!計測してみると、

82cm・・・。立派なランカーだった・・・。

気付けば、自分の手は無意識に震え続けていた・・・。自制とは裏腹に、震えがとまらなかった・・・。

長かった・・・。いつからだろう・・・。諦めなくてよかった・・・。

貴重な体験をさせてもらいました。人生の中で、喜びで手が震えるなんて・・・。漫画のような、でもそこにはリアルがあった。

自然に感謝。そして、出会ってくれたシーバスに感謝。

何事も決して諦めない、追い続ける。必ず、答えはそこにある。いや、この過程が大切であり、答えなのかもしれない・・・。

熱く行きたいですね!!

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